ENVIRONMENT

環境への取り組み

国内の生産地や原産国への訪問を行っております。

木炭は世界で一番古くから、一番多く使われている再生可能エネルギーです。ただし、再生可能エネルギーであるには持続的な木炭原木の生産が行われていることが前提です。森林を守るには木を伐らないこと、それは例えば原生的な森林では正しいことです。しかし過去に人の手が加わったような森林では木を伐ってその森林に住む人々の生計が維持され、その人々によって次世代のために新たな森林作りを行うというサイクルができていることも森林を守る大切な仕組みと考えております。木炭はそのサイクルにピッタリと当てはまる地球に優しい産品です。
私たちはこのような考えの下、生産地をおとずれ、実際にどのような木材が使用されているかなどを確認し、持続可能な開発に努めています。

content 活動内容

2021年3月14日(日)

栃木県市貝町で下野菊花炭の苗の掘り取り作業を行いました。手入れを行った木は2018年から助成をいただいている”花王・みんなの森助成事業”で植えたもの。どんぐりから育てた苗を春に芽吹く前に上部を切り取り、さらに重機で掘り取ってからひげ根を切ります。その後、山に定植をしますが、こうした処理をすることで定植した年は根が充実し、その翌年はその根から養分を吸収して早く成長するとのことです。
地元製炭者の片岡さんが枝切り鋏などで手本を見せていただき総勢5名の参加者で作業を行いました。
新型コロナウィルスの新規感染者拡大で1月に発出された緊急事態宣言は2月には栃木県で解除になったものの、首都圏では3月まで延長となったため、こぢんまりと開催しましたが、クヌギ苗の管理に一端に触れることができ、充実したひとときを過ごすことができました。

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